1953年に湖池屋は創業しました。
創業当初はポテトチップスではなく、「お好み揚げ」などのおつまみ菓子を製造販売していました。
そんな湖池屋がどうしてポテトチップスを作り始めたのか?
「湖池屋ポテトチップス」の歴史は、
創業者である小池和夫が仕事仲間と飲みに行ったお店での出会いから始まりました。
当時、まだポテトチップスは一般的なスナック菓子ではなく、
手作りが主流の珍しいものでした。
飲食店で初めてポテトチップスを口にした小池は「こんなおいしいものが世の中にあったのか」と感動し、これを多くの人に広めたいと考えたのです。
開発に着手した当初は、おいしいポテトチップスを作るためのノウハウがなく、出来上がりが良かったり悪かったり、品質が安定しませんでした。
原料、生産方法、味付けなど、あらゆる面で研究・開発を行い、試行錯誤の連続でした。
当時はポテトチップスに「塩」をふりかけた「塩味」が主流でしたが、
「せっかく日本でポテトチップスを作るのだから、日本人になじみのある味にしよう!」と工夫し、研究を重ね、ポテトチップスに合う味として「のり塩」を開発、1962年「湖池屋ポテトチップス のり塩」を発売しました。
こうして世界初「湖池屋ポテトチップス のり塩」が誕生したのです。
その後、初めに感じた
「たくさんの人々に食べていただきたい!」
という想いから1967年にポテトチップスの
量産化に成功し、日本におけるポテトチップスの
パイオニアとしての一歩を歩み始めました。
また、高品質で安定的な原料を確保するため、
北海道での馬鈴薯の契約栽培を行いました。
そうして、ポテトチップスを日本に定着、大衆化させた功績が認められ、
湖池屋の創業者である小池和夫は、
2000年4月、黄綬褒章を受章したのです。
イケイケGOGO湖池屋ポテトチ~ップス♪
湖池屋ポテトチップス のり塩初めてのCM。
石立鉄男さんに注目です♪